朝ドラ『なつぞら第64話』あらすじネタバレと感想！豊富遊声（山寺宏一）登場！

・白蛇姫のアフレコ開始
・アフレコには豊富遊声（山寺宏一）登場！
・なつが白蛇姫を見て涙する。その理由とは。

千遥はどこで何をしているのか。幸せに暮らしているのか。期待と不安が入り混じる中、第64話のあらすじネタバレを書いていきます。

東洋動画の作画課

白蛇姫の原画作成、仕上げも終わり、仕上課でも時間を持て余すほど暇の時間が訪れますが、それは作画課でも同じこと。

白蛇姫の制作が終了すれば、作画課のスタッフも思い思いに時間を過ごしていました。

そんな中、仲が大沢になつが描いた動画を見せていた。

「今朝、僕のところに来て見てくれって持ってきたんだ」

そこには数えきれないほどの動画の枚数の束があった。その姿に大沢も驚き「仕上げの仕事をしながらこんなに・・・」

とにかく描くのが早いことを感心しつつ、仲は大沢になつが描いた絵を見てくれないかと提案してきた。

仲は提案した理由に「君が、奥原なつの才能に、最初に気づいた人かもしれないからね」

君の意見を聞かせて欲しい、そういって仲は立ち去った。なつが描いた動画をみる大沢。

東洋動画の中庭

なつが中庭でお昼休みを取っていた。
相変わらず、お昼休みにも描写をしていた。そこに仲が通りかかり「仲さん！」なつが声を掛ける。

動画を仲に見てもらえないかお願いして、その後が気になっていたようだ。

仲は現在、違う人に見てもらっていることを話した。そして、話を変えて咲太郎のことを聞いてきた。

「君のお兄さんはまだあの劇団にいるのかな？」

仲は、アニメーションの出来あがる過程で声を入れるアフレコの作業で、取り直しが発生したことを話す。

そして、声を吹き込んでいた2人のスターがもう出演したくないと言い出したことも話す。

原因は演出家の露木と上手くいっていなかったことが理由だろうと推察する仲。さらに、白蛇姫の声を担当していたのが、なんと赤い星座の亀山蘭子だった！

東洋動画スタジオの録音スタジオ

「これが私？こんなに美人じゃないわよ、私」亀山蘭子が露木に担当するキャラクターの紹介を受けていた。

「いえ、問題はありません、声が美人ならそれでいいんです！」

正直に失礼なことを話す露木。しかし露木は「この役は、亀山さんにしかできないとずっと思っていたんです」

露木は亀山が出演した“人形の家”の舞台を見ていた。そこで亀山にオファーすることを決めたようだ。

そこにもう一人の担当「豊富遊声」が入ってきた。

アフレコが始まる

亀山蘭子と豊富遊声のアフレコが東洋動画スタジオの録音スタジオで始まった。

順調に録音が進んでいるかと思いきや、早速亀山の録音に露木からダメ出しが入る。

「ちょっとストップ！白娘はそんな声じゃないんです！少女なんです、少女でありながら色気があって、茶目っ気もあるんです」

何度か露木の前で声を出してみる亀山蘭子。しかし、まだダメ出しが入る。そして、OKが入って先に進める。

無事にアフレコは終了。休憩する亀山蘭子。疲れた様子で咲太郎に愚痴もこぼす。

録音スタジオに仲となつが入ってきた「なつ！仲さんも！」「お久しぶりです」

なつが仲にお願いして見学に来たようだ。亀山蘭子になつを紹介する咲太郎。

仕上課に大沢の姿が

その日の夕方、ほとんどのスタッフが帰る中、仕上課に大沢がやってきた。

「あ、石井さん、ちょっと聞きたいんですけど・・・奥原なつって優秀ですか？」

突然、なつのことを質問してきて驚くのもつかの間「優秀とは言えないわね～！」と即答

チャレンジ精神は感じられるが、彩色の仕事がとにかく遅いことを話す。

大沢は、なつが天才なのか、ただの素人なのか、見極めようとしていた。

まだ続く録音スタジオでのアフレコ

なつはずっと亀山蘭子と豊富遊声のアフレコを見ていた。

すると、大粒の涙がなつの目から流れ出した。

なつが涙を流したシーンは、白娘が涙を流しながらも再び始まる決戦に挑もうとする姿。なつが動画を描いたシーンだった。

その日のアフレコは終了し、スタジオから出る仲となつ。

「なっちゃん、次の制作が決まったよ」「そうなんですか！楽しみだな～」

仲はなつの肩を掴んで「また、動画のテストを受けて欲しいんだ！」

なつは満面の笑みで喜びを仲に向けた。