朝ドラ『なつぞら第39話』あらすじネタバレと感想！なつが東京へ行きたい本当の理由

・泰樹はなつの気持ちをどのように感じ取ったのか。
・なつの本当の気持ちに気づく富士子
・なつの気持ちに天陽がかけた言葉

～山田家の天陽の部屋～

「なんでそんな嘘ついたんだ？東京のお兄さんに会いたいからって、東京に行きたい理由はそうじゃないべ」
「それも理由さ、うそじゃない」「アニメーションだろ、漫画映画を作りたいんだろ」
「言えんかった・・・私にできると思う？やってみたいから」「なら、そういえばいいさ！」

そんな・・・酪農できん、じいちゃんを裏切るみたいなこと言えん・・・なつの複雑な気持ちが滲み出る。
なつのはっきりしない気持ちにすっきりしない天陽。

「それより、天陽くんの話ってなに？話したいことがあるって言ってたっしょ」
「それはもういい。なんでもない、忘れたわ」

～阿川親子の部屋～

阿川親子の住む家に富士子と照男がやってくる

「先日はなつが大変お世話になったようで、ありがとうございました。私はなつの母親です。」
「おぉ、柴田牧場の、寒いから、どうぞ」

家にあがらせる阿川弥市郎。

「あの、これうちの牛乳です。」照男が搾りたての牛乳を阿川弥市郎に渡す。
「したら、遠慮なく。」

「ほんとうになんてお礼を言ったらいいのか。」感謝の気持ちを伝える富士子。
「いえ、一晩ここにいただけで、たいしたことはしてねぇ」
「いいえ！あなたは命の恩人です、それに、なつは本当にここが楽しかったみたいで」
「一晩中、絵を描いてたからな、あの集中力は尋常じゃなかった」「ここにあるもの全て描いたんじゃないかな」
「なつが、絵を・・・」その話に驚く富士子。

ところ狭しと木彫りの置物が置かれた部屋。そんな木彫りを描いていたのかと見て周る富士子。
「なつがそんなに絵を描くのが好きなんて、知らなかった」

もらった牛乳を早速朝食に入れて食べる。作った料理を照男にもご馳走する。「ありがとうございます。」

～山田家にいるなつ～

「漫画映画作りたいんかい」山田母がなつに聞く。
「でも、柴田家には言えないんだ、悪いから」天陽がすかさず代弁する

すると天陽の兄陽平が務めるアニメーション会社では人出が足らず、美大を出ていなくても人出が欲しいことを話す。

「そうだ、兄ちゃんに相談するのが一番早いよな」「うん・・・」
「おばさん、手紙書こうか？」「なっちゃんが自分で書いた方がいいだろ、そこは」
「待ってよ、天陽くん、なしてそんな急ぐの」
「なっちゃん、もともと人間の生き方に、良いも悪いもないんだよ、それは人間がこしらえた簡便にすぎないのさ」

引き続き口論するなつと天陽。「なっちゃんは自然になればいい、何をしたいのか、自然な気持ちに従えばいいのさ」

落ち込むなつ、したことはわかっている、でも本当のことは言えない。葛藤が埋まれる。

なつの部屋に入る富士子。なつが今までかいてきた絵を見る。
そこに夕見子が入ってくる「なーにやってるの？なに人のノート勝手に見てるのさ」「あんた知ってた？これ」「なつの落書きは病気で治らんわ」

「これは落書きじゃない。あの子、本気だったんだわ・・・」本気で絵描き、アニメーターになりたいことを知る富士子。