朝ドラ『なつぞら第63話』あらすじネタバレと感想！千遥役の女優は池間夏海？

・千遥を捜索することに！
・捜索するのは佐々岡信哉の仕事
・咲太郎も本当は千遥のことが心配だった

まだまだ練習が足らないと肩を落とすなつ。そんななつから始まる第63話のあらすじネタバレを書いていきます！

なつのトレースとトレーサーの結果の違い

石井はなつとトレーサーの結果を見せてきた。

トレーサーの結果は全く一寸の狂いもなく線がきれいに重なっていた。

その結果に驚くなつ。「す、すごい・・・」

「映画のフィルムは、1秒間に24コマです。私たちが作っているアニメーションはたいてい、セル画1枚を2コマずつ使って12コマでできています。その1秒間、動いていないコマがこれだけあったら、どうなりますか？」

しかし、トレーサーの描いた結果にも多少のずれはある、しかし、これが絵に“命を与えること”と話す石井。

動いていないところでさえ、かすかに動かして、まさに命を吹き込むように描く。それがトレースの技術。

なつはその石井の言葉に納得し大きくうなづく。

その日の昼、中庭で

中庭でなつとモモッチがお昼休みを取っていた。

「さっきはまんまとネタにされたわね！」モモッチが食べながら先ほどのトレースについて話す。

しかし、なつが描いたトレースについて初めてにしては描けた方なのでは、とフォローする。

するとなつは「子供のころ、見様見真似で牛の乳搾りをしたことを思い出したわ、あの時は上手くいったんだけどね・・・」と話す

やはりどんな仕事も奥が深いことを痛感するなつだった。

モモッチは話を変えて「そういえば！その服、自分で買ったの？」なつの服装について聞いてきた。

「これは、亜矢美さんのお下がりなの」「そうなんだ！いいわね、給料安くてそんなに服買えないもんね」

なつはモモッチの服装を見て「どんどんオシャレになるべさね、モモッチ、センスあるなぁ」服装を褒める。

二人が会話していると突然隣から下山が表れて「二人とも、よく頑張っているよ」突然話しかけてくるので驚く二人。

“頑張っている”というのは二人の服装のことで「まだ同じ服装を見たことがない、感心するよ」と付け加えた。

「どうしてそんなこと分かるんですか？」モモッチが疑う目で疑問に思っている。すると下山は証拠がありますとあるものを見せてきた。

それは絵だった！なんと毎日、二人の絵を描いていたようだ。

そんなことされたら同じ服が着れないと話すなつ。しかし、モモッチはやる気に燃えて、毎日変えてくる！と張り切る。

その日の仕事帰りに川村屋を訪ねるなつ

なつは仕事帰りに川村屋を訪ねていた。

「いらっしゃい」野上がホールで接客してきた。「お久しぶりです！」

すると早速、なつの服装を見て貧相だ、などとディスってくる野上。相変わらずの反応だ。

走行しているとウェイトレスの三橋佐知子がなつの存在に気づいて「なっちゃん！お帰りなさ～い！」テンション高めに声を掛けてくる。

テンション高めに挨拶する二人に制する野上。

そこに川村屋のマダムもやってきた「なつさん！お久しぶり、元気そうね」

「マダム、兄の人形の家、見てくれましたか？」咲太郎の新劇について聞きにきたようだ。

しかし、川村屋では現在テレビも店内に設置され、商売繁盛、なかなか店を開けることもできないほど繁盛していた。

そこにもう一人来客が「なっちゃん！」佐々岡信哉がやってきた。

なつの久々の姿に驚くのもつかの間、信哉が取材したニュースがテレビに放送されるので一緒に見ようと提案される。

“週間ニュース：都会の迷子たち”

佐々岡信哉が取材したという“都会の迷子たち”

放送された内容は上野駅で子供たちが保護される内容。親に会いたくて上野駅まで来たはいいものの途方に暮れているところを警察に保護。

その後、母親が迎えに来て大粒の涙を流す、という内容だった。

その放送、姿を見て、なつは昔戦争孤児で上野で靴磨きの仕事をしていたこと、千遥と過ごしていた時を思い出していた。

“都会の砂漠を潤す家族の絆”

「これが、のぶさんのニュース？」見終わって信哉に聞くマダム。

するとなつは信哉に「のぶさん、お願いがあるんだけど・・・千遥を見つけたい。千遥の行方を調べたいの」うつむいて考えこむなつ。

信哉も千遥のことは気になっていた。しかし、咲太郎は探さなくていい、幸せに暮らしていると言って探そうとしない。

しかしマダムは「さいちゃんは、千遥と会うことに戸惑っている、会うことで自分の心が乱れてしまうじゃないかって怖がっている」

そんな咲太郎の心、気持ちを察していた。それはなつと出会った時もそうだったように・・・

なつは咲太郎を説得して、信哉に千遥の行方を探してもらうことをお願いした。

その日の夜、風車の部屋で

なつは絵を描いていた、千遥との思い出を思い出しながら。

するとそこへ咲太郎が帰ってきた。

「ただいま、今日も描いてるのか、体、壊すなよ」「うん、お兄ちゃんもね」

咲太郎は明日が人形の家の千秋楽だと話す。そして毎日のように雪次郎が見に来ていることも話す。

「あのさ、お兄ちゃん・・・」なつは切り出した。「話？なんだ」

「千遥のこと、今どこにいるのか知りたい」その言葉に固まる咲太郎。

千遥に会いたい、その率直な思いを伝えたなつ。

咲太郎も考えて「でも、どうやって探すんだ？」

佐々岡信哉が探してくれること、おばさんが引っ越す前の住所を教えて欲しいと話す。

すると咲太郎は立ち上がって別の部屋へ向かい、ある1枚の紙を持ってきた。

「これが、おばさんから孤児院の時に届いた最後の手紙だ。そこに、千遥は幸せに暮らしている、と書いてある」

渡した手紙の後には1通も手紙が届いていないことも話す。そして、前の家にも行ってみた、近所の人間に聞いてもどこへ行ったか分からないことを話す。

咲太郎も千遥のことが心配で探していたようだ。

そして、咲太郎はなつに「のぶによろしく頼む、って伝えてくれ」