朝ドラ『なつぞら第15話』あらすじネタバレと感想!音問別農協の取り組みに賛成しない理由




このブログでは朝ドラ『なつぞら第15話』を…

・見るのを忘れていた、見逃した方
・見たけど他の人の感想も見てみたい方
・もう一度あらすじを見直したい方
・ネタバレを先に見ておきたい方

上記の方に向けて主に記事を書いていきます。
あらすじ、ネタバレを避けたい方は、感想だけ読み進めていただけたらと思います!



なつぞら 第15話 放送日と視聴率、見どころポイント

まず初めになつぞら 第15話の放送日と視聴率、見どころポイントについてまとめます。

なつぞら 第15話
放送日:2019年4月17日(水)
視聴率:23.6%
第3週:「なつよ、これが青春だ」

第15話の管理人の見どころポイントは

なつぞら 第15話の見どころポイント

・音問別農協の取り組みと泰樹を説得したい理由
・泰樹が賛成しない理由
・農協(剛男)と泰樹の間で振り回されるなつの表情



なつぞら 第15話 あらすじネタバレと感想

なつぞら 第15話のあらすじネタバレと感想をまとめていきます。
まずは「なつぞら 第15話のあらすじネタバレ」をまとめて、次に管理人の感想を述べています。すでに見た方も、まだ見ていない、見逃した方もぜひご覧ください。

あらすじネタバレ

第14話のあらすじからスタートとした第15話。果たして農協で働く剛男と泰樹は上手くいくのでしょうか?

柴田家の夕食の時間。
「そういえばなつ!天陽くんの家で牛を見たんだって?!どうだった?いい牛だったか?」
「え?うん、黒白の良い牛だった」

泰樹の顔色をうかがう剛男。「天陽くんも喜んでたか?」
「うん・・・よろこんでた・・・と・・・思う」「と思う?どっちなんだ!」
「そんなことどっちだっていいだろ、何が言いたいのかよく分かんないよ」横から照男がつぶやく。

「なつも気になるよな!天陽くんはなつにとって大事な友達だもんな」さらに詰め寄る剛男。
すると夕見子が「天陽くんはなつの恋人でしょう~?」「へ!」

一同唖然とした顔でなつを夕見子を見つめる。特に泰樹は驚いた表情で。「そうなのか?」

「ちがうよー!違うってばね!夕見子!変なこと言わないで!」
「余計なこと言うな!大事な話をしてるのに!」剛男が夕見子を怒る。

すると明美も富士子も「結局何が言いたいのさ、言いたい人に堂々と面と向かって言えばいいのよ」

恐る恐る泰樹の顔を見る剛男。
「じいちゃんに言いたいことがあるの?」なつ。

すると剛男が泰樹に向って話し出す「だから、つまりですね。天陽くんの家にいる牛は農協が貸した牛なんですよ」
「そんな話は聞いとらん」「だから聞いてください!」「聞きたくないと言っとるんじゃ」

なつが「じいちゃん、話くらい聞こうよ、私も聞きたいし」
その言葉に泰樹も「・・・ならしゃべれ」

剛男が話し出す「あ、はい!」

農協では牛を保有して牛を貸し出す取り組みを行っていること。
それは、酪農は必要と感じても、牛を購入する資金がなく手が出せない現状を鑑みての取り組みであること。

これに対して泰樹は「農協が牛飼いを牛耳っていいとは限らん」

まさに北海道の「将来」を考えてより良くしていこうと考える農協の剛男と「昔」にこだわる泰樹との衝突だった。結局、この日の話は平行線のままで終わった。

その日の夜牛舎へ訪れるなつ。そこに照男が見回りをしていた。
「なつ、ここはおらがやるからお前ははよ寝れ、明日学校があるからな」
「ううん、照男兄ちゃんはどう思う?じいちゃんがなんであんな怒っているのか」
「お前が気にすることはないよ、天陽くんとはなんも関係ないことだ。おやすみ」

牛舎から出て行ってしまう照男。「天陽くんのことは関係ないってば・・・」

家へ戻るなつ。そこには居間で話す剛男と富士子の二人。
「あ、なっちゃん!一緒にお茶でも飲まないか?こっちいらっしゃい」
「なに?」「なつだってきになってるだろ?」「うん、気になってる、じいちゃんのことでしょう」
「これは、なつの将来にかかわることなんだ」「じいちゃんと何があったの?」

「うん、それがな・・・」

現在の酪農家は直接乳業メーカーに卸していた仕事を、農協が一手に引き受けて乳業メーカーに卸そうとしていることを話す。

「じいちゃんは、農協を頼りたくないのさ」富士子が語り始める。
「何でも自分の力でやってきて、それを支えに生きてきた人だから」
「でも、それだと力のある酪農家だけが高く売れて、力のない酪農家は泣くことになる、それでもいいのかなつは」

剛男がなつに頭を下げる「音問別の酪農のために、立ち上がってはくれないか!」
「天陽くんだって幸せになれる!私は農協に賛成だって、言ってくれないか!」
困った顔の表情を浮かべるなつ「えぇ~・・・」その日の夜悩むなつ。

次の日の朝。牛舎で仕事をするなつ。寝不足であくびをしてしまう。
「どうしたなっちゃん、寝不足かい」

富士子が「なっちゃん、もう学校へ行く準備しなさい、昨夜のことは気にしなくていいからね」
「母さん、私じいちゃんと話してみる、けどじいちゃんの考えも知りたいし」

すると泰樹が牛舎に入ってきて「なんの考えだ」
「じいちゃんは農協の考えに反対なの?」
「わしは反対をしとらん、農協は勝手にやりたいことをやればいい、関係ないと言っとるんだ」
「だから、じいちゃんは何が悪いと思っとるの?」「悪いとは言ってない、変える必要はないと言っとるんだ」

「わしの牛乳を他と一緒にされてたまるか」
「あいつに言っとけ、わしの牛乳は農協には絶対売らんと、なつに言っても無駄だと」

悩むなつ。「どうしたらいいのさ!」

以上がなつぞら 第15話のあらすじネタバレとなります!



感想

剛男の農協としての考えと昔にこだわる、誇りをもって搾乳した牛乳を農協には売りたくない泰樹。交わることなく平行線のまま、むしろ関係は徐々に悪化しつつある剛男と泰樹。一連のやり取りが描かれた第15話。そして、その間に巻き込まれたなつの表情にも注目する第15話となりました。常に酪農の未来を考え、みんなが幸せに暮らせるように取り組む農協にとって、その取り組みは泰樹には、これまで一人で何でもやってきたからこそ、納得いくものではなかったのでしょう。みんなで力を合わせてみんなが幸せになろう、この考えには誰かが頑張れば、頑張らない人間も出てくるのかもしれない。必死で開拓して、酪農を続けてきた人間にとっては、聞く耳持たぬ状況になってしまう。賛否分かれる内容だったのではないでしょうか。とても難しい問題だと感じました。果たして、泰樹は農協に賛成するのか、その間で揺れ動くなつの思いや行動はどんな動きをとるのか、この点が次回以降の見どころになるかと思います。第16話でも引き続き、あらすじネタバレを書いていきます!

なつぞら 第15話 感想・評判・評価

管理人のなつぞら 第15話の感想だけでなく、他の視聴者のなつぞら 第15話を見ての感想、評判、評価について見ていきたいと思います。

幼少期のころの雄大な北海道の大自然とかわいい牛さんとすくすく成長するなつの顔が懐かしく感じるほど、これまた難しい問題をぶつけてきましたね、朝ドラさん。農協に牛乳を売りたくない気持ちも分かります、みんなで幸せな生活を送ろうと努力する農協も分かります。でも、電気はいらんはちと言い過ぎたかもね。農協のおかげで豊かな生活が送れている家族も増えたのは事実なのではないでしょうか。酪農や北海道での昔の問題を取り上げて、見ていて興味が湧いてきました。みんながハッピーで終われる構成であってほしいな。また明日第16話の話が楽しみです。
(30代・女性)
今でこそネット通販で簡単に牛乳やバターが購入できたり、スーパーに陳列されて何不自由なく酪農による「食」を楽しむことができていますが、昔はそんなことはなく、農協や協同組合などの組織を利用する他、零細企業は生きていく術はなかったのだと思います。そのためには何かが犠牲になってしまっている。トレードオフの関係は時としてゆがみが生じてしまう。ここら辺の政治的、社会的背景はけっこう丁寧に描かないと違和感だらけになってしまうので、今後のなつぞらのドラマの進展の仕方や構成には注目したいですね。幼少期も楽しめましたが、大人になってからも面白くなりそうで楽しみ。第15話の感想でした。
(40代・女性)
まだ高校生のなつがかかわるような話なのかな?ちょっと無理があるのでは?ドラマの構成を面白くしようとして詰め込み過ぎ感を覚えてしまう。さらに、泰樹もなつに「絶大な」信頼を寄せすぎ。なんでもここまで信頼しているのか?やはり9年間の間で何があったのか、ここら辺の話の方が興味があるんだよな。徐々にほころびが出てきているように感じますね。
(30代・男性)



まとめ

朝ドラ『なつぞら第15話』のあらすじネタバレと感想をご紹介してきました。

農協の取り組みについて具体的な話を泰樹にした剛男。その話に聞く耳を持たない泰樹。そこに巻き込まれたなつ。
しばらくはこの農協と泰樹の間での問題は続くように予想されますが、その間に挟まれるなつの表情にも注目したいと思います。

なつの夢アニメーターの話はいつ出てくるのか、そして天陽くんとは恋人同士になるのか。
気になる見どころもまだありますので、引き続き、第16話もあらすじネタバレを書いていきます!

朝ドラ『なつぞら第15話』のあらすじネタバレと感想を最後までお読みいただきありがとうございました。
なつぞら第15話以外のあらすじネタバレと感想を見てみたい方は以下ブログ記事をご覧ください!