朝ドラ『なつぞら第52話』あらすじネタバレと感想！咲太郎のサンドイッチマン姿

・咲太郎が警察に逮捕？
・咲太郎のサンドイッチマン姿
・なつと咲太郎の兄妹ゲンカ！
・亜矢美が川村屋を訪ねてきた理由

果たして、自分のせいでなつが一度東洋動画に落ちてしまったことに気づくであろう咲太郎はどんな行動に出るのか？第52話のあらすじネタバレを書いていきます！

風車で咲太郎が捕まった話を聞く

「お兄ちゃんどうしたの！？なんで捕まったの？！」「いや、捕まったというか、なんというか、サンドイッチマンをやってたんだ、交通の妨げになったみたいで許可を取ってなかったらしい」

佐々岡信哉はすでに咲太郎は警察署を出ていて、てっきり風車に戻っているものだと思いやってきたようだ。

「う～ん、それで、サンドイッチはどこでやってたの」「歌舞伎町みたいです」

歌舞伎町でサンドイッチする咲太郎

「クラブ「メランコリー」煙カスミをどうぞよろしくお願いしま～す！」
咲太郎はサンドイッチマンになって煙カスミのステージの番宣を行っていたようだ。

そんな煙カスミの曲が“街のサンドイッチマン”咲太郎の街頭番宣の効果もあって多くの客がステージへ訪れていた。

街のサンドイッチマンの曲に合わせてタップダンスを披露する咲太郎。
その姿に見かねてなつが咲太郎のもとへ駆け寄る「お兄ちゃん、何してるの」「あ、なつ。ここへは来るな」

すると酔っ払いがなつに絡んできて「この子、お店の子かい？」「俺の妹に手えだすな！」咲太郎が酔っ払いを突き放す。

怒り出した酔っ払いに仲介に入ったのが佐々岡信哉だった。「すみません！本当にすみません！」頭を下げて怒りを鎮める。

咲太郎はなつを手を掴んで場所を変えた「なつ、ちょっと来い」

兄弟げんかをする二人

「なんなんだ！」咲太郎は声を荒げて言った「分かんない！お兄ちゃんが一体何してるのか、私にはまったく分からない」

「何言ってんだよ、何も悪いことはしてないよ、なつ、あんな会社もう忘れろ、入らなくてよかった」

その一言に驚くなつ。続けて「俺たち孤児院はどこへ行ってもいつでも差別を受けるんだ」
佐々岡信哉が我慢できずに「咲太郎、お前何したかわかって・・・」「いいよのぶさん」なつが信哉を制する。

「お兄ちゃんは今何やってるのさ、サンドイッチマンが今やりたいこと？」
「少しでも働いてマダムに借金を返すためにやってるんだ、お前に、肩身の狭い思いをさせないために」
「私のためなの？だったらやめてよ！タップダンスやってるお兄ちゃん見て、なんだか悲しくなったよ」

なつは悲しくなった理由を「昔とちっとも変わっていないから」と咲太郎に話す。
なつはアニメーターになりたい、という夢ができて北海道から上京してきて必死で皿洗いの仕事もやって試験も受けてきた。

しかし、目標にしていたアニメーターの夢は咲太郎の“邪魔”によって打ち砕かれた。
そんな勘違いで、なつのためと思ってやっている咲太郎の姿に苛立ちがこみあげてきたのでしょう。

翌日の川村屋

なつがマダムのところへ出向き謝る「昨晩は本当にすみませんでした。」
警察から川村屋へ連絡が入ったようだ。昨晩のこと、咲太郎と何があったのかマダムがやさしく聞く。

咲太郎が何のためにやっているのか、何をしたいのか。どうして人のためで、自分のためにやらないのか分からないと話すなつ。

「人のことばかり気にしてて、自分のために生きていないように感じたんです。これは私のせいでもあるんです」

するとマダムが「咲太郎は自分のためより、人のために生きるのが好きなのよ」

マダムは続けて、先代のマダムが咲太郎のことを気に入っていたこと、ムーランルージュが潰れて、行き場を失った咲太郎を川村屋に雇おうとしたことをなつに話す。

しかし、結局咲太郎はその話を断った、その理由はムーランルージュの踊り子岸川亜矢美の居場所を作るのが俺の夢だから、といい一緒に暮らすことを決めたためだという。

人を思う気持ちは純粋な位まっすぐで、そんな咲太郎がずっと思い続けているのはなつなのではないか。

話の途中で突然マダムに会いたいと来客が訪れる。岸川亜矢美だ。昨夜の咲太郎の件でマダムにお詫びに訪れたのだ。

そして、一通の封筒を渡す。「お納めください」「なんでしょう、これは？」

咲太郎がマダムに借金していた金額の一部を持ってきたのだ。しかし、受け取れないと突き返すマダム。

しばらくひと悶着あって、その後岸川亜矢美はなつに「なつさん、お父様の手紙、持ってる？その中に家族の絵が描かれてなかった？」

不思議そうに岸川亜矢美を見つめるなつに亜矢美は一通の封筒を渡す。

「咲太郎はずっと心の中に閉まっていたの」渡された封筒の中身を見ると家族の絵と全く一緒に絵が入っていた。咲太郎が描いたようだ。