朝ドラ『なつぞら第41話』あらすじネタバレと感想！

・なつが本当に東京へ行きたい理由とは？
・正直な気持ちを泰樹に話した時の反応は？
・なつを本当の家族と思っている戸村親子の反対

～雪月～

なつを囲って雪月のメンバーが揃っている。
「なっちゃん、川村屋のマダムに聞いてみたら、いつでもなっちゃんに来ていいってさ。お兄さんに会えるようにするって」
「よかったね」「なっちゃんで良ければ、川村屋に雇うって」
「でも、自分で仕事を探すつもりだから」「なっちゃん、世話になることを心苦しいなんて思わなくていいから」
「分かったようなことを言うべないさ、なっちゃんにはなっちゃんの考えがあるべさ」
「おばさんいいの、全部私のわがままだから」「わがままになって何が悪いの！それが柴田家を裏切ることにはならんべさ」
「違うの、私はずっと、いつかここを出ないといけない、そう思ってた。その気持ちを隠しながら酪農してきた、うそをつきながら酪農してきた」

「なっちゃんはずっと苦しんでたのかい？」その雪次郎の言葉に。
「違う、私は別の理由で、あの家を出ていきたいと思っているのさ、ここまで大きくしてもらって、なんの恩返しもしないまま。」

そして、「私がじいちゃんを騙してしまった・・・」

そしたら雪月母が「なっちゃんが、それだけ自分の気持ち分かってるんだったら東京へ行った方がいい！そしてその気持ちもじいちゃんに話した方がいい」
雪次郎も「一緒に東京いくべ！」
「みんな、本当にありがとう。じいちゃんに話してみる」
みな微笑みなつの言葉にうなずく。

～柴田牧場の牛舎～

乳搾りをするなつ。そこへ戸村親子がやってきて。
「なっちゃん、東京行くってほんとかい」「親父！」
「うん。春になったら、そのつもり」「そのまま、こっちに帰らないってこともあるのかい？」
「そんなことないべさ、帰るべよ」「帰んなきゃダメだ、兄さんのことは心配なのは分かる、したけど、おやっさんの気持ちだってちょっとは分かってやれんべか」
「分かってる、それはよく分かってる」「親父、俺らが口をはさむことじゃないべさ、おやっさんも言ってた、なっちゃんを自由にしてやれって」
「俺だって、なっちゃんの家族だって思ってるよ」「俺だっと思ってるよ！だから待っててやればいいべさ」

戸村親子の話に泰樹も訪れて、「早く仕事しろ」「へい」

～その日の夕飯の時間～

泰樹が食事を終えて立ち去ろうとするとなつが「じいちゃん、待って」
泰樹の前で正座をして、頭を下げて「ごめんなさい。私、嘘つきました」「なつ、嘘ってなんだ？」「東京行かないってこと？」

柴田家一同、なつの言葉に驚く。

「本当に東京に行きたいのは、兄に会いたいからではなくて、本当はやりたいことがあるからです」
「やりたいことってなんだ？」剛男が驚いたように質問する。
そこに富士子が「黙って聞いてやればいいんです」

「漫画映画を作りたいんです」その言葉に一同さらに驚いて「漫画映画？！」

「やったことないけど、どう作っているかも分らんけど、やってみたいのさ、挑戦してみたいのさ、じいちゃんが北海道に一人で来て、開拓したみたいに。私も挑戦したい」

泰樹に思いのたけをぶつけるなつ。酪農を、泰樹を裏切ってもやりたい、そんな本気の言葉を話す。

泰樹が口を開き「何が裏切りじゃ、ふざけるな！」
なつに近づき、なつの顔をさすって「よく言った、それでこそ、わしの孫じゃ、行ってこい、東京を開拓してこい」

二人を見てほほ笑む柴田家。

翌日、天陽のもとへ駆け込み「天陽くん！じいちゃんが認めてくれた！」天陽の胸で喜ぶなつ。

東京へ行くことが決まる、その一方で天陽とは別れを告げることとなる・・・