なつぞらに登場する「東洋動画」や「東洋映画」は実在モデルはあるの?
なつの将来の夢「アニメーター」が漫画映画を製作する会社「東洋動画」がなつぞらで登場しました。
この東洋動画になつは入社することになるのですが、東洋動画と親会社の東洋映画には実在モデルは存在するのでしょうか。
実在モデルの会社名や場所、撮影のロケ地も気になる情報です。
このブログではなつぞらに登場する東洋動画、東洋映画の実在モデルが気になる方に
今まで放送されてきた内容、調べた情報から実在モデルの会社名や場所、ロケ地などを検証していきたいと思います!
検証内容もより分かりやすく、ロジカルに解説していきますので、実在モデルの納得感を得たい方はぜひブログを読み進めてみてください。
なつぞらに登場する東洋動画・東洋映画とは
まずなつぞらに登場する東洋動画・東洋映画についてまとめていきます。
「東洋動画」とは、後になつがアニメーターとして仕事に就く会社のことで、親会社に「東洋映画」が存在します。
つまり、東洋映画から見て東洋動画は関連会社もしくは子会社という関係になります。
そして、親会社の東洋映画社長というのが、なつが帯広の映画館で出会った大杉満(角野卓造)です。
この大杉満社長は、これからの時代はテレビジョンの時代が到来し、その中でも特にアニメーションに未来を感じて東洋映画を設立。
”日本初の長編アニメーション制作”に東洋動画のスタッフは現在取り組んでおり、その一員になつも加わることになります。
大杉満社長とはなつが東京へ上京してからも登場しており、その時のあらすじネタバレは以下ブログ記事で見ることができます。
このブログでは朝ドラ『なつぞら第47話』を… ・見るのを忘れていた、見逃した方 ・見たけど他の人の感想も見てみたい方 ・もう一度あらすじを見直したい方 ・ネタバレを先に見ておきたい方 上記の方に向けて主に記事 …
東洋動画・東洋映画の実在モデルについて
早速なつぞらの東洋動画・東洋映画の実在モデルについて調べていきます。
東洋動画・東洋映画の実在モデルに関して公式な公表は見当たりませんが、調べてみると「東映アニメーション」という情報がいくつも見つかります。
本当に東映アニメーションなのでしょうか?
気になったので、東洋動画・東洋映画と東映アニメーションの違いや共通点などから検証していきたいと思います。
実在モデルは「東映アニメーション」?基本情報
東洋動画・東洋映画の実在モデルとして挙がっている「東映アニメーション」の基本情報についてです。
会社名 | 東映アニメーション株式会社 |
---|---|
本社所在地 | 東京都中野区中野四丁目10番1号 中野セントラルパーク イースト5階 |
初代社長 | 大川博 |
事業内容 | アニメーションの企画・制作、版権事業 |
東映アニメーションの事業内容は「アニメーションの企画・制作、版権事業」
アニメの制作も行っていますが、もともとは「日動映画株式会社」と呼ばれるアニメ制作会社を買収したことでアニメ制作のノウハウを蓄積していきました。
そして、買収を決めた理由にも当時の高度経済成長期の中でテレビジョンの普及に合わせて、アニメーションの未来に可能性を感じて買収を決めた記述があります。
なつぞらの東洋映画社長大杉満(角野卓造)も同じようなことを話してましたよね?
大杉 満(角野卓造):東洋動画の親会社・東洋映画社長。アニメーションに未来を感じ、東洋一のアニメスタジオを設立…… 大川博社長な。五島慶太の右腕にして東映フライヤーズの名物オーナーでもある。 #なつぞら
— まつもと???? (@matsuwitter) 2019年4月3日
この日動映画株式会社が買収後、改めて「東映動画株式会社」として発足。買収しているので、東映アニメーションと東映動画の関係は関連会社もしくは子会社の関係になります。
東映動画が東洋動画の実在モデル?
東映アニメーションが買収したアニメ製作会社の東映動画。ちょっと待てよ。東洋動画とゴロも似てませんか?
つまり、
東洋映画の実在モデルは「東映アニメーション」
東洋動画の実在モデルは「東映動画」
共通点はともに関連会社であり、行っている事業も一緒。
でも、これだけでは実在モデルの検証としては弱いですね。
そこで、実際に東映動画が製作してきたアニメを調べてみると、東映動画長編映画第一作として1950年代に「白蛇伝」が製作されています。
実はこの「白蛇伝」は、なつが十勝農業高校で演劇した倉田先生の台本「白蛇伝説」のモデルになったと言われています。
1950年代の制作で、なつが演劇をした時代も1950年代ですので辻褄は合うことになります。
現在、東洋動画では「日本初の長編アニメーション制作」に取り掛かっており、その内容がもしかしたら「白蛇伝説」なのかもしれません。
つまり、製作内容や時代背景を見たら東洋動画の実在モデルは「東映動画」であることは濃厚であると言えます。
大杉満社長も実在モデルは大川博社長?
さらに、なつぞらに登場する東洋映画の大杉満社長も実在モデルは大川博社長ではないかと情報が挙がっています。
そのように考えられる理由には、まず名前が漢字三文字と同じである点。
また、大川博社長の見た目が「小太りな体格」、「丸眼鏡」と特徴的な体形をされており、演じる角野卓造さんとどこか似ている点。
角野卓三じゃねえよ、大川博社長だよ!
「なつぞら」に「大東映」の社長登場。大川社長は東洋のディズニーを目指し「東映動画」を創業。時代劇は東映の黄金時代を築いた「大社長」であります。 pic.twitter.com/AN9eYVL2M0— masatoki.rail (@MasatokiRail) 2019年5月23日
そして最後に、大川博社長は初代東映アニメーションの社長であり、1956年に東映動画の買収を決めました。まさに、なつぞらの描かれる時代と同じ年になっています。
なつぞらのアニメーション時代考証担当が「小田部羊一」
より信憑性を持たせるためにもう一つ情報をご紹介していきます。
それは、なつぞらの製作スタッフの中にアニメーション時代考証担当に「小田部羊一」さんという方が登場しています。
突然、誰だその人?と思われた方も多いかと思いますが、
なつぞらのヒロイン「なつ」のモデルは日本で非常に有名なアニメーター「奥山玲子」さんと言われています。
この奥山玲子さんの配偶者がこの「小田部羊一」さんです。
そして、奥山玲子さんも小田部羊一さんも当時の東映動画に入社をしてアニメーターとして活躍された方々です!
つまり、奥山玲子さんが生きた時代(なつぞらの時代)のアニメーション時代考証を担当されるということは、東洋動画は東映動画であることが非常に濃厚になってきます。
結論、実在モデルは・・・
事業内容や社長、アニメの製作されてきた内容から結論、東洋動画・東洋映画の実在モデルは「東映動画」「東映アニメーション」であると思われます!
結論付けた内容をまとめます。
東映アニメーションの関連会社は「東映動画」 | 東洋映画の関連会社は「東洋動画」 |
---|---|
東映動画の長編映画第一作は「白蛇伝」 | 演劇で描かれた台本は「白蛇伝説」 |
東映アニメーションの社長は「大川博」 | 東洋映画の社長は「大杉満」 |
共通点は一つだけでなく、複数あるところから実在モデルは上記の「東映動画」「東映アニメーション」であると言えるのではないでしょうか。
今度もなつぞらが進展する中で新しい情報が入ってくるかと思いますので、検証に適した内容が見つかりましたら更新していきたいと思います!
東洋動画・東洋映画のロケ地について
最後になつぞらの東洋動画・東洋映画のロケ地についてです。
東洋動画・東洋映画のロケ地がどこなのかは正式な公表は見当たりませんでした。
しかし、実在モデルの「東映アニメーション」でもしかしたら今後ロケ地として撮影に使われるかもしれませんね。
東映アニメーションの外観や場所は以下の通りです。
最寄り駅が「中野駅」になりますので、なつぞらのロケで広瀬すずさんなど豪華キャストが現れたら大騒ぎですね。
東洋動画・東洋映画の実在モデルまとめ
なつぞらに登場する東洋動画・東洋映画の実在モデルに関する情報をまとめてきました。
結論、東洋動画・東洋映画の実在モデルは「東映動画」「東映アニメーション」であると言えるでしょう。
実在モデル検証記事を最後までお読みいただきありがとうございました。
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